2006年06月

2006年06月27日

ヒッコリー・ロードの殺人(アガサ・クリスティー 著)

エルキュール・ポアロの有能な秘書、ミス・レモンは、
今まで一度たりともタイプミスをしたことがなかったが、今朝は違っていた。
きわめて簡単な手紙のタイプに3ヶ所も誤字があったのだ。
その原因は、彼女が姉から相談された奇妙な事件のせいだった。

彼女の姉、ハバード夫人はロンドンのヒッコリー・ロードにある学生寮で
寮母の仕事についていたが、この学生寮では最近、盗難事件が頻発していた。
しかし、盗まれたものはささいな物ばかりで、警察に届けるのもためらわれた。

この話に興味を持ったポアロはハバード夫人の元を訪れ、
学生寮に住む学生たち向けに講演をさせてもらうことにする。
講演の後、学生たちの話を聞いたポアロは、この事件について
いますぐ警察を呼ぶべきだと主張する。

まもなくその学生寮で、学生の1人が毒殺されるという事件が起こった。
2つの事件に関連はあるのか?あるとすれば、盗難事件の意味は?
愛憎渦巻く学生寮で、ポアロの推理が冴えわたる!
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2006年06月25日

KIRIN 勝ちT サッカーボールコレクション2006

KIRIN 勝ちT KIRINの勝ちT勝ち樽プレゼントで、
勝ちT(サッカーボールコレクション
2006)が当たりました。
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2006年06月24日

空想科学読本(4)(柳田 理科雄 著)

「王妃アントワネットが恐怖で白髪に!この伝説は科学的に正しいか?」
「ど根性ガエル・ピョン吉が実在したら、その体はシャツからはみ出す!」

前3部作に続き、今回は空想科学世界の伝説的エピソードに挑もう。
巨大化したり、小さくなったりしたらどうなってしまうのか?
怪獣たちの世界では食物連鎖はどうなっているのか?
惑星を越えた純愛は果たして実現可能なのだろうか?

僕らを喜ばせてくれた特撮番組やアニメなどの世界の常識を、
科学的な常識と照らし合わせて検証してくれる、空想世界のバイブル第4弾!
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2006年06月21日

空想科学読本(3)(柳田 理科雄 著)

「ウルトラセブンを愛したアンヌを待つ悲劇の新婚生活!」
「銀河鉄道999の快適な旅の陰で星々が滅ぶ!」

「空想科学読本(1)」「空想科学読本(2)」とは少し趣向を変え、
今回は、空想科学の世界で行われてきた様々な行為を科学的に検証してみよう。

その結果、空想科学世界最強のキャラクターは、無名の脇役であり、
ビームサーベルは、使用することで自らが窮地に立つ武器であり、
ウルトラマンは東京を津波から救う代わりに千葉を滅ぼしてしまい、
正義のヒーロー・スーパーマンは、地球を死の世界に変えてしまう。

僕らを喜ばせてくれた特撮番組やアニメなどの世界の常識を、
科学的な常識と照らし合わせて検証してくれる、空想世界のバイブル第3弾!
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2006年06月18日

空想科学読本(2)(柳田 理科雄 著)

「ウルトラマンの年齢は2万歳!生物にそんな長生きは可能か?」
「怪獣を1匹退治すると、消費税が86%にはね上がる!」

巨大な怪獣たちが口から火や光線を吐き暴れまわる。
正義の味方は瞬時に変身して巨大化し、自在に空を飛び回る。
彼らが生きる空想科学の世界を、科学の視点を携えて訪れてみよう。
科学的に破綻しているということはないのか?

僕らを喜ばせてくれた特撮番組やアニメなどの世界の常識を、
科学的な常識と照らし合わせて検証してくれる、空想世界のバイブル第2弾!
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2006年06月17日

空想科学読本(1)(柳田 理科雄 著)

「レッドキングを投げたウルトラマンは、自分自身が気絶する!」
「ウルトラセブンがマッハ7で飛ぶと、たちまち体が裂ける!」

ヒーローたちは空を飛び、変身し、巨大化し、空中合体までこなす。
敵の怪獣たちも空を飛び、火を吐き、地中に潜る空想科学の世界。
このシチュエーションは科学的にどこまで正しいのか?

僕らを喜ばせてくれた特撮番組やアニメなどの世界の常識を、
科学的な常識と照らし合わせて検証してくれる、空想世界のバイブル!
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2006年06月11日

手紙(東野 圭吾 著)

「弟だけはどうしても大学に入れてやりたかった」
そんな動機から老女の家に盗みに入り、はずみで殺してしまった兄・剛志。
裁判の結果は懲役15年。それ以来獄中から毎月、弟・直貴の元に手紙が届く。

直貴は、「自分のせいで兄が犯罪者になってしまった」と苦しむが、
強盗殺人犯の兄の存在によって、生活のために大学進学をあきらめ、
せっかくできた恋人とは別れさせられ、ミュージシャンとしての夢は消え去り、
就職しても異動させられ、しだいに兄からの手紙は無視されていく。

苦労を分かち合える伴侶を得て、子宝にも恵まれた直貴は、
自らの家族を守るため、悲しい決断をする。

罪を償うということはこのような思いをすることなのか・・・。
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2006年06月10日

さまよう刃(東野 圭吾 著)

花火大会の夜。女子高生・絵摩は駅からの帰りに少年たちの車に拉致される。
数日後、荒川の堤防にて青いビニールシートに包まれた遺体が発見された。
遺体には、覚醒剤を打たれレイプされた形跡があった。

妻を早くに亡くし、一人娘の成長だけを楽しみにしていた絵摩の父、長峰重樹。
娘を失い放心状態だった彼の元に匿名の電話がかかってくる。
「絵摩さんを殺した犯人はスガノカイジとトモザキアツヤという男です。
トモザキの住所は足立区・・・」と。

犯人の1人を殺し、もう1人にも復讐するため猟銃を持って逃亡する長峰。
「遺族による復讐」をマスコミは大きく取り上げ、世論はおろか警察内部でも
長峰に対する同情論が密かに持ち上がる。
はたして、遺族による犯人への復讐は許されるのか・・・。
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