2006年12月

2006年12月23日

伊藤園「バカラグラス」

伊藤園「バカラグラス」
伊藤園の、「バカラグラス」プレゼントキャンペーンで、バカラのグラスが当選しました。
続きを読む

2006年12月12日

プリズンホテル(3)冬(浅田 次郎 著)

ベストセラー作家・木戸孝之介は、編集者から逃れるために
泊まっているホテルを抜け出し、「奥湯元あじさいホテル」に向かう
地元の人が「監獄(プリズン)ホテル」と呼んで恐れるホテルへ。

この20年の間に15,000人を救け、5,000人を殺した阿部看護婦長。
大学病院では皆が畏怖と敬意とをこめて、彼女を「血まみれのマリア」と呼ぶ。
久しぶりの休暇がとれた。温泉へ行こう。雪に埋もれた山奥の一軒宿へ。

名アルピニスト・武藤嶽男は、雪山で自殺志願の少年・太郎を拾う。
1度は太郎を山小屋に放置したものの、戻ってきた武藤は太郎を背負い山を下り、
雪に埋もれたホテルにやってきた。

患者を安楽死させてしまった医者、作家を追いかけてきた編集者と、
続々とプリズンホテルに集まってくる客たち。
今回巻き起こる騒動とはいったい・・・。
続きを読む

2006年12月02日

隠し剣秋風抄(藤沢 周平 著)

次席家老の会沢志摩は、城下の雨貝道場で2人の門弟の試合を眺めていた。
小柄の方が吹っ飛んで倒れ、試合の勝敗が決まった。雨貝は志摩に尋ねる。

「どちらが上と見ましたかな」
「むろん、勝った方が上だろう」
「ところがそうではございません。負けた方が技倆は上でござります」
「何かわけがあるのか?」
「負けた弓削甚六は酒毒に犯されておりましてな」
「つまり、飲んだくれか・・・」

これを聞いた志摩は重要な任務を託すことに一抹の不安はあったものの、
弓削甚六に禁酒とともに、奸臣・松宮左十郎の成敗を命じる。

一方、料理茶屋の番頭から、妹の喜乃が稲垣八之丞とその仲間たちに
もて遊ばれている最中だと教えられた甚六は、妹を助けるため急いで茶屋に向かう。
稲垣の仲間の中にはくだんの松宮左十郎を発見するが、
返り討ちに合ってあえなく気絶させられてしまった。

それからしばらくたち、いよいよ志摩からの指示が届いた。
本日、呼び出しを受け登城した松宮左十郎を問答無用で斬れ、と。
廊下の端でうずくまっていた甚六は斬り合いの恐怖と妹の様子が気にかかり、
気持ちが滅入っていて、とても平常心で戦える状態ではなかった。
「これはいかんぞ・・・」甚六が財所に駆け込んで探したものとは・・・?
続きを読む
楽天市場にGO!
最新のコメント
Amazonで本を探す