2008年06月

2008年06月27日

何のために働くのか(北尾 吉孝 著)

昨今では、ほとんどの若者は「何のために働くのか?」について真剣に考えたことが
ないのではないか。同様に「人間とは何ぞや」、「人生いかに生くべきか」といった
ことも、恐らく考えたこともない若者がほとんどではないか。
昔はこうしたことを学ぶことが、教養の根幹をなしていたのだ。

経験の積み重ねが人間の深みとなり、艱難辛苦が人間的成長を促す。
仕事即ち修行なのであり、仕事ができるようになるとは、人間として
一流になるということなのだ。

SBIホールディングス代表取締役CEOである著者が中国の古典から学んだことや
自らの経験から得られたことをベースに仕事の心構えを教えてくれる哲学書。
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2008年06月24日

ネットカフェ難民―ドキュメント「最底辺生活」 (川崎 昌平 著)

ヒキコモリ兼ニート生活だった25歳の著者は、漫画喫茶のエレベーターで
偶然乗り合わせた女性に勝手に触発され、ネットカフェで寝泊りするという
新生活に身を投じる。

昼は公園で過ごし、夜だけパック料金でネットカフェに泊まる。
お金が少なくなってきたら携帯電話で日雇いの職を探して当座の金を得る生活。

家もなく定職もなく仕事仲間さえもいない、孤独なネットカフェ難民の実録。
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2008年06月23日

ダイイング・アイ(東野 圭吾 著)

雨村慎介は勤め先のバーから帰宅する途中、何者かに襲われた。
襲った人間の身元はすぐ割れ、1年半前に慎介が起こした人身事故で亡くなった
女性の夫が犯人だった。ところが、慎介には事故を起こした記憶が全くなかった。
頭を殴られた拍子に、事故に関する記憶を失ってしまったらしかった。

怪我も回復し、バー勤めの日常が戻った慎介は自分の失った記憶を取り戻そうと
他人から少しずつ聞いたヒントをつなぎ合わせる。なぜ自分はあの日に限って
急いでいたのだろう。自転車をひっかけてしまったのはなぜなのだろうと。

そして、少しずつ核心に迫っていく慎介に忍び寄る魔性の女の正体とは・・・。
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2008年06月20日

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する(島田 紳助 著)

「僕はタレントとしての成功が偶然ではないことを証明するために、そして、
現在の僕のアイデアが世間に通用するかを実験するためにビジネスをしている。」

紳助・竜介に始まり、現在は司会者としてテレビに出ずっぱりの著者は、
25年以上も前から自らの手でいくつものビジネスを起こし、未だに一度も
失敗をしたことがないという。

本業以外の才能もあふれる著者の経営哲学とは・・・。
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