2007年04月30日

フェイク(楡 周平 著)

偏差値ヒエラルキーの最底辺にある大学を卒業した岩崎陽一がかろうじて
入社できた会社は銀座の高級クラブを経営している会社だった。
新米ボーイの陽一の月給はわずか15万円で、贅沢とは無縁の生活だった。

そんなある日、摩耶ママが他店から引き抜かれて来た。彼女は陽一と同年代にも
かかわらず、年収1億を超えるとまでといわれるカリスマ的存在だった。

幸運なことに破格の条件で摩耶ママの運転手を務めることになった陽一は、
さらに彼女からかなり金になる仕事の依頼を受け、手伝うことになる。
貧乏生活から脱出し、一発逆転のチャンスをつかむことはできるのか・・・?

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巻末のあらすじを読む限りでは、自分では手にとって読むことのないだろう
ストーリーであったのですが、会社の先輩に貸してもらったので読みました。
この手の内容の小説を読むことはほとんどないので、あまり期待しては
いなかったんですが、意外にも結構面白かった。

夜の銀座と競輪のノミ屋。ストーリーにスピード感があって楽しめたし、
ハッピーエンドと言ってしまっていいのか、読後感もとても良かった。
この著者のほかの作品も機会があったら読んでみたいと思わせました。


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フェイク
フェイク
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楡 周平
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おすすめ度の平均: 3.0
5 なんて舞台なんだ
2 ホステス家業も楽ではない
4 発見

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