2007年08月08日

そうだったのか!現代史(池上 彰 著)

「ベルリンの壁って、東西ドイツの境にあったんじゃないの?」
「中国と台湾はどうして仲が悪いの?」

多くの世界史の本は、古い歴史については詳しく書いてありますが、
第二次世界大戦後の現代史についての描写はごくわずかなのです。

知っていそうで実は詳細を知らないという、ごく最近の世界での事件を
解説してくれる、大人向けの現代史の教科書。

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・冷戦が終わって起きた「湾岸戦争」
・冷戦が始まった
・ドイツが東西に分割された
・ソ連国内で信じられないことが−「スターリン批判」
・中国と台湾はなぜ対立する?
・同じ民族が殺し合った−「朝鮮戦争」
・イスラエルが生まれ、戦争が始まった
・世界は核戦争の縁に立った−「キューバ危機」
・「文化大革命」という壮大な権力闘争
・アジアの泥沼−「ベトナム戦争」
・ポル・ポトという悪夢
・「ソ連」という国がなくなった
・電波が国境を越えた!「ベルリンの壁」崩壊
・天安門広場が血に染まった
・お金が「商品」になった
・石油が「武器」になった
・「ひとつのヨーロッパ」への夢
・冷戦が終わって始まった戦争−「旧ユーゴ紛争」

上に挙げたような最近の事件をあなたは人に説明できますか?
確かに知っていそうなんだけど、実は細かいことは知らないということが
多数存在する現代史をわかりやすく解説してくれるのがこの本です。

正直、このくらいのことは一般常識として知っておくべき内容で、自分も
かなりの部分までは知っていると自負していたのですが、実は全然知らなかったと
いうことがこの本を読んでわかりました。

子どもに質問された時にこのくらいのことは答えてあげられないと
親の立場がない・・・。パート2も読んでおかなくては。


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そうだったのか!現代史
池上 彰
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5 頒布教科書の現代史記述に飽き足らない思いをしているかたへ、お薦めします
5 最高の現代史入門書

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