2006年04月

2006年04月13日

Black Jack―The best 15stories by Osamu Tezuka (3)(手塚 治虫 著)

ブラック・ジャックを乗せた列車は、雪で立ち往生してしまう。
仕方なく駅から歩き、民宿に泊めてもらうことになった。

民宿の女主人のおばあさんは、今日が還暦の日。
今夜は3人の息子とともに還暦祝いをするはずだった。
ところが、仕事の忙しい息子たちから帰れないとの連絡が届く。

すっかり気を落とし、涙ながらにブラック・ジャックに訴える老母。
夜も更けたころ、民宿に来客がやってくる。
3人の息子でないとすると、一体誰が・・・。
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2006年04月11日

Black Jack―The best 14stories by Osamu Tezuka (2)(手塚 治虫 著)

ある日、ブラック・ジャックが手術した患者。
手術直後の地震のせいで運悪く、点滴の注射針が折れ、
患者の静脈内を流れていってしまった。

すぐに針を取り出す手術をおこなわなければならない。
このまま放っておけば、針が心臓に到達し、患者の命が危ないのだ。

神わざのようなスピードで切開し、針を探すブラック・ジャック。
しかし、針は行方不明になってしまい見つからない。一体、針はどこへ・・・。
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2006年04月10日

Black Jack―The best 12stories by Osamu Tezuka (1)(手塚 治虫 著)

ある日、ヨーロッパのある国で、大実業家ニクラ氏の息子アクドが、
自動車事故を起こし、瀕死の重傷を負った。
アクドを治すことができる唯一の医者として呼ばれたブラック・ジャックは、
患者のために肉体を犠牲にする人間が必要だと告げる。

ニクラ氏は金にモノを言わせ、事故現場のそばにいたデビイ少年を有罪にし、
その肉体を息子のために提供させることに成功する。

札付きの不良少年のために、善良な少年が犠牲になる不条理。
ブラック・ジャックがとった手術方法とは・・・。
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2006年04月08日

蝉しぐれ(藤沢 周平 著)

海坂藩の石栗道場に通う剣士、牧文四郎。
藩の普請組であった父、助左衛門は二十八石二人扶持の禄高であったが、
藩内の権力争いに巻き込まれ、反逆者の汚名を着せられ切腹となった。

文四郎は罪人の子として家禄を減ぜられ、普請組組屋敷から長屋へと移り、
お互い淡い恋心を抱いていた隣家のふくとも離れ離れになってしまった。
納得のいかない藩命ではあったが、彼には剣の道が残されていた。
腕を上げ、道場主に見込まれた文四郎は、秘剣「村雨」を伝授される。

しばらくして、またも権力争いの都合で元の禄高に戻され、
郷村出役見習いとして城への出仕を命ぜられた文四郎は奇妙な噂を聞く。
「離れ離れになったふくは、現藩主の寵愛を受けており、
反対派から命を狙われている存在であると。」

秘剣「村雨」の使い手である文四郎は、父を葬った上にふくの命を狙う敵に
敢然と立ち向かっていく。
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2006年04月06日

内藤雄士の500円で必ず上手くなるパッティング―ストロークの基本を知って絶対カップイン!(内藤 雄士 著)

「パッティングにスタイルなし」と言われますが、これは大きな間違い。
実はパッティングでは、構えこそもっとも大切な技術。
パッティングは、ドライバーショットのように多少ボールを曲げても
フェアウェイをキープできればOKというわけにはいきません。
確実にカップインさせるためには、細かなミスも許されないのです。

かの有名な丸山茂樹プロのコーチを務める内藤雄士が贈る、
ゴルフのパッティングの指南書。
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2006年04月05日

内藤雄士の500円で必ず上手くなるアイアンショット―目指せ、グリーンオン!(内藤 雄士 著)

ドライバーショットとアイアンショットではボールを打つ目的が違います。
ドライバーはできるだけ遠くに飛ばすことが重要なクラブですが、
アイアンは狙ったターゲットに正確に運ぶためのクラブであり、
狙ったところにボールを打つための精度をいかにして上げていくかが、
アイアンショットの課題になるわけで、この違いを頭に入れておく必要があります。

かの有名な丸山茂樹プロのコーチを務める内藤雄士が贈る、
ゴルフのアイアンショットの指南書。
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2006年04月02日

マギンティ夫人は死んだ(アガサ・クリスティー 著)

暇をもてあましていたエルキュール・ポアロの元に、
旧友であるキルチェスター警察のスペンス警視が訪ねてきた。

マギンティ夫人が自宅で撲殺された事件の捜査担当者として、
スペンス警視は、夫人宅に間借りしていたジェイムズ・ベントリイを逮捕した。
ベントリイは服の袖に夫人の血が付いていたという決定的な証拠のため、
裁判ではすでに死刑が確定し、その執行を待つばかりだった。

しかし、スペンス警視はポアロに胸の内を伝えた。
「ムッシュウ・ポアロ。すべての証拠はベントリイが犯人だと示しています。
しかし、私にはどうしても彼が犯人とは思えないのです。
無実の人間が死刑になるのを黙って見ているわけにはいきません。
私には手に負えそうもありませんが、お力を貸してくださいませんか?」

2つ返事で引き受けたポアロは、現場のブローディニイに急行する。
たいした財産もなく、人に恨まれるようなこともなさそうな、
ただの家政婦であったマギンティ夫人はなぜ殺されなければならなかったのか。
また、ベントリイの死刑執行の時は刻々と迫ってきている。
静かな村で、灰色の脳細胞を持つ男の捜査が始まった。
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