2005年10月29日

手塚治虫恐怖短編集(4) 科学の暴虐編(手塚 治虫 著)

船内の操作一切をコンピュータによるロボット装置が自動制御する、
最新鋭の原子力タンカーおさかべ丸。
その試運転に招待されたニュースキャスターの火水木吾郎は、
おさかべ丸の設計者刑部博士の娘、恵子の婚約者だった。

試運転中のおさかべ丸の中で、吾郎は刑部博士から、
恵子が交通事故でふた目と見られない姿になってしまったことを聞く。

出航の翌日、制御がきかなくなり暴走を始めるおさかべ丸。
暴走の原因は何なのか。そして、乗組員と乗客の運命は・・・。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

最新鋭のタンカーと、それを作った人間たちの過ちを描く「大暴走」、
物質空間転位を研究する天才科学者の失敗と悲劇を描く「ロバンナよ」、
ベトナム帰りの男たちが起こした誘拐事件を描く「イエロー・ダスト」、
人口4万の小都市、稲武市で起こった反乱を描く「時計仕掛けのりんご」、
人間がロボットに支配される未来を描く「アトムの最後」、
全5話のストーリーを収録。

巨匠・手塚治虫が、悪魔的な科学発明や残虐な心が招く大悲劇を描いた一冊。
一見あり得ないようだが、実は起こりそうな話の「時計仕掛けのりんご」が、
この中では一番面白いと思いますね。


楽天ブックスで詳細を見る



↓本・読書に関する人気blogランキングはこちら。
↓この記事が役に立ったら、ポチッと応援クリックお願いします。
blogranking



--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

手塚治虫恐怖短編集 (4)
手塚 治虫
コミックス (2001/06)
売り上げランキング: 146,715

mano_oil at 23:25│Comments(0)TrackBack(0)手塚 治虫 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
楽天市場にGO!
最新のコメント
Amazonで本を探す