2005年11月19日

ゴーンさんの下で働きたいですか(長谷川 洋三 著)

1999年3月、瀕死の状態にあった日産自動車は、
フランスのルノーからの資本提携を受け入れた。

ルノーから派遣されたカルロス・ゴーンは、わずか2年後、
日産に連結ベースでの過去最高益をもたらした。
その後の日産の復活は万人の知るとおりである。

今回の成功で、時代の寵児となったカルロス・ゴーンが
日産を生き返らせた手法とは・・・。

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いまや、日本で一番有名な外国人経営者となった、
日産自動車のカルロス・ゴーンCEO。

「ゴーンは革命を起こした」
「ルノーはなぜ日産と組んだのか」
「波及するゴーン革命」
「新しいリーダーの条件」
の4章立てとなっており、 日産を復活させるために彼がとった手法の記述をメインとし、
その成功を目の当たりにし、自社でも取り入れようとする他社事例も書かれ、
現在の日本企業の経営手法が見て取れる本です。

他自動車メーカー、総合電機メーカーなどの社長の談なども盛り込まれていて、
読み物としてとても面白く仕上がっていますが、
これとは別に、カルロス・ゴーンCEOの人となりを知りたければ、
「ルネッサンス−再生への挑戦」を読むことをおすすめします。


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ゴーンさんの下で働きたいですか
長谷川 洋三
日本経済新聞社 (2001/06)
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おすすめ度の平均: 3.43
4 映画化の予感
5 入門編としては最適
2 ゴーン氏の内面が見えてこない

mano_oil at 20:40│Comments(0)TrackBack(0)ビジネス書 

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