2006年01月14日
株主総会(牛島 信 著)
年商2,000億円の上場会社、木谷産業株式会社の社員、各田英雄。
派閥抗争に敗れた専務派へのリストラの波は、彼の元へも押し寄せてきた。
次長レベルの同期たちは、会社のあてがった次の就職先に黙って出て行った。
しかし、総務部次長の肩書きを持ち、株主総会を取り仕切る各田は、
同期たちとは違って、一発逆転の奥の手を持っていた。
株主総会やM&Aに数多く携わった弁護士、牛島信が贈る、
商法上可能な限りを尽くした攻防を描いた、企業乗っ取り小説。
派閥抗争に敗れた専務派へのリストラの波は、彼の元へも押し寄せてきた。
次長レベルの同期たちは、会社のあてがった次の就職先に黙って出て行った。
しかし、総務部次長の肩書きを持ち、株主総会を取り仕切る各田は、
同期たちとは違って、一発逆転の奥の手を持っていた。
株主総会やM&Aに数多く携わった弁護士、牛島信が贈る、
商法上可能な限りを尽くした攻防を描いた、企業乗っ取り小説。
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現役弁護士が書いた、商法の盲点を突く法律小説。
本当にこんなことが可能なのか?とちょっとビックリさせられますが、
そこは専門家が書いているのですから、よくよく調べてのことなのでしょう。
昨年は、ライブドア、楽天、村上ファンドなど、企業の買収が話題になりましたが、
「ホワイトナイト」「マネジメント・バイアウト」などの用語が出てくる本書が、
10年近くも前にこのように問題提起をしていたんですね。
それにしても、株主総会担当者がこの小説を初めて読んだとき、
自分の会社のことをよくよく調べてみたでしょうね。想像できますよ。
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話にひき込まれて行く
商法が楽しめる
いかにも法律家による小説
現役弁護士が書いた、商法の盲点を突く法律小説。
本当にこんなことが可能なのか?とちょっとビックリさせられますが、
そこは専門家が書いているのですから、よくよく調べてのことなのでしょう。
昨年は、ライブドア、楽天、村上ファンドなど、企業の買収が話題になりましたが、
「ホワイトナイト」「マネジメント・バイアウト」などの用語が出てくる本書が、
10年近くも前にこのように問題提起をしていたんですね。
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牛島 信
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