2007年12月18日

情報処理教科書 システムアナリスト 2007年度版(島本 栄光 著)

情報処理技術者試験の1つである「システムアナリスト試験」は、
経営戦略に基づく情報戦略の立案、システム化全体計画及び個別システム化計画の
策定を行うとともに、計画立案者の立場から情報システム開発プロジェクトを
支援してその結果を評価する能力を認定するための試験。

このテキストは午後の記述式試験及び論文式試験の過去問題集。

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2007年12月17日は情報処理技術者試験の合格発表の日でした。
この本をテキストにし、春の「システム監査技術者試験」に続いて、
今回は「システムアナリスト試験」に合格しました。

「システムアナリスト試験」は率直に言って、システム開発に詳しい詳しくないは
重要ではないような気がします。とにかく訓練です。勉強するというのではなく、
とにかく過去問を解きまくり、論文を書きまくるという訓練が必要です。
はっきり言って私はシステム開発にはあまり詳しくないです。
一応システム部門で仕事はしていますが、スキル的にはユーザー部門における
システム担当というカテゴリに属する人間です。言語もよくわかっていない上に
SQL文も複雑な文は書けません。でも合格できました。

これは、システムアナリストに要求されている役割が違うからだと思います。
システムを開発する側の人間の立場ではなく、経営戦略や情報戦略を立てる側から
システム構築を考える必要があり、それに沿って論文を書かなければならないので、
プロジェクトマネージャの経験がある人なんかは却って難しいのかも・・・。
「金がもったいないから開発なんかやめて手作業でやってくれ」みたいな
主張をする人の方が、この試験に向いているのかもしれません。

アマゾンの書評でお1人だけ書いていましたが、確かにこの本のレベルは
あまり高いとは言えないと思います。「本当にこのレベルの論文で合格できるの?」
ってな感じです。でも合格できました。別に高度な論文を書く必要はないんだと
思います。問題の題意からはずれた論文を書かないよう注意すれば、あとは訓練。
とにかく、このテキストに書いてある論文を丸写しして訓練しましょう。
このテキストに限らず、とにかく1冊のテキストを丸写しする訓練をすれば、
合格ラインに達することはできるんだと思います。

maskの勤務する会社は「システムアナリスト試験」に合格すると、
20万円の奨励金が出るのです。いやー、楽しみだなあ。


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こちらは2008年版
情報処理教科書 システムアナリスト 2008年度版 (情報処理教科書)
島本 栄光
翔泳社
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おすすめ度の平均: 2.0
2 教科書・解説書というより、あくまでも「解答例」
2 辛口なレビュー結果とさせて頂きました。

mano_oil at 02:25│Comments(0)TrackBack(0)資格試験 

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