2009年01月09日

コーチング - 言葉と信念の魔術(落合 博満 著)

プロ野球を知る者なら誰でも知っている、落合博満。

3度の三冠王を獲得した超一流のバッターとしても、
中日を常勝チームにし、日本一を獲得した監督としても有名だ。

そんな著者が、2001年にベイスターズの臨時コーチとして雇われ、
コーチングについて考える機会を得たことから生まれたのがこの本。

上司や指導者という立場にある人のため、
また、自分の人生をより実りあるものにしようと考える若者のため、
著書が語るコーチングの極意とは・・・。

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マスコミでは常に「俺流」と紹介され、自分勝手のように報道される落合博満。

現在、毎年優勝を争っている中日の監督として活躍している著者が、
臨時コーチを引き受けた経験からしたためた、コーチングマニュアル。

「教えるのではなく、学ばせる」
「手取り足取りは、若い者をダメにする」
「そんなことは常識だと言う前に、納得できる理由を示せ」

などなど、人に教えることに対する真摯な姿勢は、報道のイメージとはまったく違う。
正直、これほどいい本だとは思ってもみなかった。
とにかく、流し読みしたいところがどこにもないのだ。
もちろん、自分には合っていたというだけで、合わない人もいるのだろうが、
はっきり言って「野球しか知らない野球バカの書いた野球本」ではない。
「超一流のコーチングのプロが書いたコーチングマニュアル」にほかならない。

自分の中では、何度も読み返したい本の一冊に入る。


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コーチング―言葉と信念の魔術
落合 博満
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 6322
おすすめ度の平均: 4.5
4 「オレ流」とは自分で考え行動する姿
5 マスコミで喧伝されてきたイメージとは異なる著者がいる。
5 人生をかえる一冊とは、まさにこれ
5 指導者必読の書
5 野球人落合

mano_oil at 02:28│Comments(0)TrackBack(0)ビジネス書 

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