森永 卓郎

2008年02月27日

年収崩壊―格差時代に生き残るための「お金サバイバル術」 (森永 卓郎 著)

「年収300万円」という言葉が流行語大賞をとってから早4年が経つ。
小泉構造改革が始まってから6年以上が経った。構造改革がもたらす自由競争下で、
ごく一部の人たちが巨万の富を得る一方で、大部分の国民は年収の低迷と
増税により手取り所得を減らしてきた。さらに、企業が正社員を減らし、
非正社員を増やしてきたため、ネットカフェ族なる新たな貧困層も生まれた。

今後お上には頼ってはいけない。自分の人生に自分で対策を打ち、
生活を守るための人生設計を教えてくれる、低成長時代の生活指南書。
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2008年02月22日

緊急版 年収120万円時代-生き抜くための知恵と工夫-(森永 卓郎 著)

『年収300万円時代を生き抜く経済学』を世に出してからはや3年が経った。
著者がその本で予想したのは、「年収300万円」に近づく負け組が増えることだった。
そして、将来的には「年収120万円」クラスの超負け組が4割くらいを占める
構造になるだろうと予測していた。

それから3年。本当に年収120万円に突き落とされかけている労働者がいる。
年収300万円なら工夫次第でどうにか豊かな暮らしは実現できると説いたが、
年収120万円ではどうやっても食べていくことすらムリだろう。

年収300万円を維持するために、そして少ない収入で上手に暮らすためには、
どのような暮らしを心がけていけばいいのだろうか・・・。
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2005年10月23日

新版 年収300万円時代を生き抜く経済学(森永 卓郎 著)

小泉首相の構造改革の本質とは、新たな階級社会を作るための改革だ。
一般市民は新興の金持ちに支配され、這い上がることの難しい社会になっていく。

いわゆる勝ち組と負け組にはっきり分かれる社会に作り変えられ、
サラリーマンの給与格差も急速に広がっていく。
勝ち組の年収1億円のサラリーマンから、負け組の年収100万円のサラリーマン。
一般サラリーマンの年収は、グローバルスタンダードの300〜400万円まで
下がっていくだろう。

今の中間層にいる大部分の人は負け組にならざるを得ない。
勝ち組になるためには、家族を犠牲にして寝る間も惜しんで働き、
人の足を引っ張り、上司にゴマをすり、激しい競争に打ち勝つことだ。
あなたはそれでも勝ち組になりたいですか?そして、勝ち組になれますか?

年収300万円台でも豊かな生き方は十分可能なのだ。
著者が提言する、限られた収入の効率的な使い方とは・・・
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